情報基礎課題12 初診料、全額自費も検討 紹介状なく大病院受診

*記事要約

厚生労働省が大病院を紹介状なしで受診する外来患者に対して、現在、医療保険が適用されている初診料や再診料を全額負担することを検討していることが5月9日にわかった。初診料が2820円、再診料が720円で保険が効くため、患者の窓口負担は原則1~3割となっている。厚生労働省は、負担増で軽症患者の受診を抑制して、本来の高度な治療に注力できるようにするのが狙いであり、この案もその中の一つである。

*疑問点

軽症患者の抑制に対して、初診料や再診料の負担増だけで効果はあるのだろうか?

*自分の考え・主張

高度な医療を行うときに軽症患者が多いとなかなか集中できないと思うので、軽症患者の抑制は必要だと思う。疑問点の欄でもあげたが、初診料の全額負担は確かに負担が大きくなっているけれども、再診料の全額負担は約500円の負担増であるため、あまり効果はないようにも思える。なので、紹介状なしの外来患者を受付で断ったり、またはさらに大きな負担増をするべきだと思う。
また、大病院の周辺に病院がなく、仕方なく、通院する患者もいると思われる。そういう人に対しても一律に負担を上げるのもどうかと思う。仮に、この案で軽症患者の抑制をはかるならば、大病院と認定されている周囲の地域の病院の状況を見て、数が少なかったりしたら、負担増はするべきではないと思う。

*その他

特になし