情報基礎課題28 世界遺産に正式登録

*記事要約

国連教育科学文化機関(ユネスコ)は6月25日、カタールの首都ドーハで開かれていた第38回世界遺産委員会のすべての審議を終了し、群馬県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」を世界文化遺産として正式登録した。諮問機関は推薦書審査と現地調査を踏まえて、2014年4月に「19世紀末に養蚕とシルク産業の革新に決定的な役割を果たし、日本が近代工業国に仲間入りする鍵となった」として登録を勧告していた。

*疑問点

世界遺産に認定されたことで富岡製糸場はどのくらい観光客が増えたのか?

*自分の考え・主張

世界遺産に無事に登録されてよかったと思う。これで富岡製糸場は多くの観光客が訪れることになる。多くの観光客が訪れるということはより多くのお金が富岡製糸場付近のお店等に使われていくことになる。そうすることで、富岡製糸場の整備がよりしっかりできるようになる。日本の工業を支えた富岡製糸場を保存することはとても価値のあるものでもあるので、世界遺産に登録されることでよりしっかりとした補修ができるのでとても良いと思う。

*その他

富岡製糸場の絹糸を輸出するための交通路として建設されたのが現在のJR高崎線である。そのため、高崎線シルクロードと言っても過言ではない。ちなみに高崎線開業時の駅が上野-王子-浦和-上尾-熊谷である。このあと、群馬方面に伸びることになる。また、現在では大宮で分岐している東北本線は、当時分岐先で1番可能性が高かったのは熊谷である。今では考えられないと思うが、熊谷で分岐をすることで養蚕地である桐生を通ることになるためである。しかし、時間を考慮した結果、大宮分岐となった。仮にあのまま熊谷で分岐をしていたら、鉄道の町は熊谷だったのかもしれない。