四国新幹線「採算取れる」 松山━徳島など、準備会が試算

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*記事要約
「四国の鉄道高速化検討委員会」が18日に四国の松山~高松~徳島の路線と岡山~高知で新幹線を導入した場合、採算が取れると発表した。新大阪→高松へと向かう場合、現在より29分早い75分に短縮する見込みである。1日平均9千人の利用を見込み、経済普及効果は年間169億円と試算している。今後は導入実現に向けて、国への働きかけ等に路線案を使用していく予定である。


*疑問
本当に1日に9千人ほどの利用が見込めるのか?


*考え・主張
四国の鉄道網は単線が多く、普通列車は1~4両が普通である。(岡山高松間を結んでいる快速マリンライナー等を除く。)確かに、現在、新幹線が通っているところの県境でもこういう事例が多い。しかし、こうした路線は目的地が大きい都市だったりするので仕方がないと思われる。また、現在は四国内全域で特急列車が発達しており、岡山駅で新幹線と乗り継ぐことが可能となっている。仮に新大阪駅から直通でミニ新幹線(山形・秋田新幹線のような方式)として四国に新幹線を通すことになると、新幹線が通る線路は改軌(新幹線の線路の幅に合わせること)等に費用がかさむが、全線をフル規格(全道路と立体交差にすることで200km/h以上で運転できる規格のこと)で建設するよりは費用が抑えられる。また、東海道新幹線が全列車16両で1323席の列車のみの運行なので、東京との直通運転はできない。そのため、新大阪か岡山で乗換を強いられることになる。
これらのことより、新大阪から直通するミニ新幹線の導入か、岡山乗換で現在の在来線の特急列車の高速化をするべきだと思う。


*その他
特になし